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「百万本のバラ」と「マーラの与えた人生」 [音楽]

 のバラ朝.jpg

こんにちは、

歌のつばさのnaoka19です。


12月はじめの「世界の民謡を唄う集い」で
「百万本のバラ」を歌いました。

ドラマチックだが、メロディがどこか物悲しい。

とても気になり、ネットで調べてみました。

「百万本のバラ」は、ロシアの歌謡曲です。
日本では1987年に加藤登紀子さんが歌い大ヒットしました。

今でも歌のサークルで良く歌われる曲です。

「女優に恋をした画家、家も財産も売り払いバラの花を買いました。
 女優の泊まる宿の窓の下に敷き詰め、
 名乗り出ることもなくその姿を遠くから眺めているだけ。
 女優は金持ちの遊びと思い、気にもかけず立ち去っていきました」

「百万本の赤いバラ」は、放浪の画家がモデルだそうです。

作曲はラトビア出身の作曲家ライモンド・パウルス。

ヴォズネンスキーがこれにロマンチックな詩をつけ、
ロシアの大スター、アラ・プガチョワが歌って
ロシアで大ヒットしました。

今回知りたいのはその原曲となった曲、
元々は、ラトビアの作詞家レオン・ブリディスが作詞し、
「マーラが与えた人生」として発表されました。

「マーラが与えた人生」は、旧ソ連の弾圧下のラトビア共和国
で誕生した国民的なヒ­ット曲なのです。

1981年に、ラトビア語でアイヤ・ククレが歌って世に出ます。

 リガ.jpg

 ラトビアの市街(首都:リガ)

「マーラの与えた人生」です。(小田陽子さんが日本語で歌っています)[るんるん]

 ⇒https://www.youtube.com/watch?v=Isn2Trf5JNI


内容はラトビアの当時の状況そのもの、
メロディと詩が見事にマッチングした歌です。


母マーラが娘ラトビアに歌って聴かせているかのように、
悲しみと慈愛が伝わってきます。

優しい語り口から伝わる深い”悲しみ”
とくに曲の最後のフレーズが印象的です・・・

たった一つ忘れた、幸せをあげるのを忘れた

マーラはラトビア地方の聖母だそうです。
聖母マーラはラトビアという娘を産んだが
幸せは与えられなかったということでしょうか。

どうにもならない現実を踏まえた愛・・・
メロディーも素晴らしいが、歌詞の持つ力が強いのです。

この歌が出来たときのラトビアは
スウェーデンに、ポーランドに、ロシアに
翻弄、蹂躙されていた先の見えない時代でした。

「これはお前の運命(さだめ)なんだよ」とマーラを通して 
諦めにも似たラトビアの悲しみが込められている
気がしてならないのです。

今はラトビアは独立して、EUの一員です。
政治の世界は別として、両方とも心に響く良い歌だと思います。

「百万本のバラ」のロマンチックで物悲しく、報われない恋も、
「マーラが与えた人生」の、悲しみの中での娘への慈しみも、
どちらも愛を感じ、共感してしまいます。

「百万本のバラ」の生い立ちに興味を持ち、
調べていたら良い歌に巡り合えました。

歌のルーツを探るのも楽しいものですね。

(アメブロに掲載記事を再編集しました。既にご覧頂いた方、ごめんなさい)




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