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慶應義塾大学・日本女子大学混声合唱団「コール・メロディオン定期演奏会」を聴く [音楽]


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こんにちは。
歌のつばさnaoka19です。

私にとっては今回は特別なクリスマスになった。

12月25日。

慶應義塾大学・日本女子大学混声合唱団「コール・メロディオン」の
第54回定期演奏会が「目黒パーシモン大ホール」で開催された。
かなり長い名称なので、以後愛称の「コルメロ」で呼ぶ。


コルメロは慶應義塾大学で昭和29年に産声を上げた。
通信教育課程のクラブ活動の一環として作られたという団体が
中心になって出来たという。

当時は学生だけでなく、研究者、職員、他大学の学生を含む
幅広いメンバーだったようだ。

スタートに当り命名されたのが、「コールメロディオン」
由来はコールは合唱として、メロディオンとはどんな意味か?
楽器のメロデオンと似ているが、命名としては平凡すぎる。 

コルメロ創立当時、ある先輩から「メロディオンという
素敵な楽器がある」という提案があり採用されたという。

メロディオンはアイルランドの民族楽器。
日本では珍しいがイングランドやアイルランドでは
大層普及しているという。

 melodeon_i.gif

     ★メロディオン(私家版 楽器事典 / 楽器図鑑より)

当時は歌声運動が盛んな頃であったから、入部の時
コルメロは歌声グループから自然発生したと教えられた。
歴史がちゃんと伝承されていなかったということだ。

これは、昨年出来上がった、50周年記念誌編集過程で
分かったこと。歴史をちゃんと伝承していくことは
とても大切なことと思う。

(by:「コルメロ50周年記念誌」から一部引用)

現役の皆さん、ぜひ記念誌を読んでね。
これからのクラブ運営につながるヒントもあると思う。

さて混声合唱を目指したコルメロだが夢はだんだんしぼんでゆく。
昭和35年私が入部したときは、女性団員はゼロだった。

すでに学内では先達の合唱団があって
混声合唱の人員確保は難しく学外から女性団員を募り歌っていた。

そして、昭和36年末・・・今も忘れられない波乱万丈の展開があり
団員は半減した。今思うと、この時が消滅の危機だったと思う。

それを乗り越えて
現在(慶應義塾大と日本女子大)のコルメロが誕生したのが昭和37年。

コルメロの「第1回定期演奏会」は昭和37年12月に
銀座ヤマハホールで開催された。

それから、54年・・・当時を考えると感慨深いものがある。

当時の模様、コルメロの国際交流活動については、
53回の定演のブログ記事にも書いている。
時間とヒマのある方はぜひご覧のほどを。

http://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2014-12-14


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19時開演。

今日は創立当初のOG・OGの姿が多い。
顔を合わせればみな昔の面影を残し、当時の懐かしい思い出が甦る。

★第一ステージ

  混声合唱のための組曲「蔵王」(作曲:尾崎眞 作詞:尾崎左永子)

        指揮 :村上景一(学生指揮者)
    ピアノ:渡辺優美


第3回演奏会の時に歌っているので
今回は再演である。

昨年も感じたが、声は学生らしくクリアーで
「ピアニシモ」が素晴らしい。
フォルテはどの合唱団でもボリュウムさえあれば出るが
ピアニシモを会場の隅々に届けるのはとても難しい。

少し、響きが少ないように感じたが、
1~2年が主力と聞いて納得、来年に期待しよう。

団員は70名。理想的人数といって良い、
パートのバランスがとても良いように感じた。

市民合唱団などは7:3で女性が多く
どうしてもソプラノが目立ってしまう。

でも、コルメロはアルトの声がしっかりと響いてくる。
アルト、ブラボーだ!!

★第ニステージ

  ミサ曲第三番ニ長調(作曲:ヨハン・ネポムク・フンメル)

   指揮    :坂本和彦
   オーケストラ:としまユングフェスタオーケストラ 

不覚にも予備知識がない。
これは団員の選曲というから驚きだ。
フンメルはベートーベンとも交流があったという。
幼いころはモーツァルトの弟子でもあったと。

合唱とオケだけで、構成されている独特な作風。
他のミサ曲とまるで違う。

ソリストがいない、ということは
要は「合唱の良し悪し」が出来を左右する。
あえて、それを選んだ現役の心意気に拍手を送りたい!?

ミサ曲は悲しく歌うな、むしろ明るく歌えといわれる。
鎮魂にこだわりすぎるのも良くない、重くなってしまうのだ。
コルメロのハーモニーは若々しく明るく響いていた。

私は今、再来年に向けて、シューベルトのミサ曲(Messe in G)
に挑んでいる。
歌っているラテン語詩が理解でき、大変参考になった。

私も合唱団員の一人、コルメロの歌唱力はかなり上であり
とても批評できる立場にないが、
譜面持ちとはいえ、譜面にかじりつく団員は目に入らなかった、
賞賛ものだ。

これはお客さんに対するマナーであり、
良い歌唱をするための基本であると思う。

アンコールはクリスマスソング、
若者らしいパフォーマンスでにぎやかに送り出し。
オケの演奏も活き活きとしていて、華やかに終了した。

来年は55回記念演奏会が予定されている。
何とかOBの一員としてステージに上がりたいものだ。
もっとも、体調次第もっと精進しなければ・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

終了後の打上げは渋谷。
指揮者の坂本先生の選んだ今年のパート賞はやはり「アルト」

他の3パートも頑張っていた、そのうえの賞ということと思う。
しかも一時期、学年のバランスが崩れ、主力は1~2年生という。
ということは来年が楽しみ、成長した歌唱を聞きたいものだ。

帰りの電車が人身事故で動かず、帰宅は午前様・・・
あ~ぁ東京は遠いなぁ~。


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